一度しか出てこなかったので情報隠しとして政府の態度が疑われていたSPEEDIのデータ。ようやく公開された。細野豪志首相補佐官が話していたように、「パニックに陥るのを防ぐため」だけだとしたら、それは情報隠しと言われてもやむを得ないでしょう。文科省としては以下の内容がその言い分のようだ。
『事故発生当初から、放出源情報を原子炉施設における測定や、測定に基づく予測計算によって求めることができない状況が続いています。このため、大気中の放射性物質の濃度や空間線量率の変化を定量的に予測するという本来の機能を活用することはできていません。』
でも、後からこのような発表をするくらいだったら、予想でもいいから発表してほしかった。水の時もそうだったけれど、後からでは遅い。迅速な警告を出し避難させるため、そのためのSPEEDIシステムなのだから。
やはりパニックが起きて社会的な混乱を恐れている。そこまで信用をしないのはなぜなんだろう。あの悲惨な状況でも人々は平静を保ち、秩序だって行動したではないか。略奪も行わず、みんな黙々と列に並んでいたではないか。確かに首都圏では買い占めが起きた。それでも、すぐにその行動に批判がおき、しばらく経つと自制的な行動に変化していったではないか。
政治家は信用しよう。濃密な人間関係ができている日本の地方社会は、崩れない。確かに首都圏は多少怪しいとは思うが、それでもきっとしばらく経てばコントロールされた状態が作られる。これが日本社会の長所でもあり、短所でもあるのだろう。
政治家に覚悟のようなものが足りない感じ。何か言われるのではないかとビクビクしているのではないか。いいではないか。お互い、精一杯やろう。これからは全てを発表するという言葉を信用しよう・・・一応。
・文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による計算結果
・これまでの予測計算結果
この中に「一時間ごとの風速場、大気中濃度、空気吸収線量率」が記録され、図で表されている。これは今までの気象庁の予報に比べ、かなり細かく予想している。メッシュの幅が1kmなのだから当然これが今までの内容を上回る。
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