不思議

2013.01.07

和風の「月」の呼び方の語源は・・・?

 月ごとについている和風の月の呼び方はどのような意味があるのだろうか。1月は睦月だが、その意味は、いったい何なのだろうか。

 また、水無月(みなつき)は雨の多い時期なのになぜ水が無いとかくのだろうか。

 神無月は出雲に神が集まっているので、神がいなくなってしまうからとのことだが、本当だろうか。そんな事を調べてみた。

 1月の睦月は「人々が仲睦まじく過ごす月」ということで睦月になったというもの。
 別の説だと稲の実を水につけるつきという意味で「実月(むつき)」となったというもの。
 また、一年の元になる月という意味で「元月」から睦月に変化したという説もある。

 出だしから手強い。

 2月の如月も諸説ある。
 寒さが厳しい時期なので、着更着、着物を重ねて着るという意味から来たという説。
 また陽気が暖かくなるということで、気更来になったという説。
 木が再生していく時期という意味で、生更木になったという説など、いろいろある。

 3月、弥生。
 弥(いや)はいやいやとか、ますますという意味。だからますます草木が芽吹く時期になってくるということ。


 4月、卯月。
 卯の花が咲く時期だから卯月になったという説が有力。
 その他に「卯」は「初」、「産」と同様に一年の初めを表す言葉だからという説もある。
 その他に「卯」が干支の四番目を表すからだとも言われているが、他の月はそのような例がない。

 5月、皐月。
 耕作を意味する「さ」から、神に稲をささげる稲の意味がある「皐」を当てて作られたものという説がある。
 また、早い時期に植える「早苗」から「早苗月」になり、それが変化して皐月になったという説もある。

 6月、水無月。
 これが梅雨の時期なのにどうして「水が無い月」なのかわからなかったのだが、「無」は「連体助詞」の「な」の意味であるとのこと。 それなら意味が通る。「水の月」ということになる。しかし、梅雨が開けた時になぜ、水のつきなのだろうか。どうもそれは「田に水を引く月」という意味で「水の月」となったらしい。
 ここでは全て旧暦で考えるべきなので、旧暦の6月は新暦の7月にあたる。梅雨が終わって水が無くなる月という説もある。
 
 7月、文月。
 七夕の行事の時、短冊に書道の上達を願って歌や字を書いたということから、文披月(ふみひらきづき)から文月になったという説が有力だそうだ。しかし、月の名前は農業と密接に結びついていることから「穂含月」、「含月」になってそれが転じたという説もある。似たような意見に、稲穂のふくらみを見る月ということで「穂見月」になったという意見もある。

 8月、葉月。
 葉月の時期は9月から10月にかけての時期なので、葉が落ちるじきということで、葉月になったという説が有力だそうだ。でも、農業との関連から、稲が実る時期ということで、「稲張り月」、「張り月」から転じたという説も魅力的だ。雁が海を渡りやってくる時期ということで、「初来月」、「初月」から転じたという意見も楽しい。

 9月、長月。
 夜が次第に長くなる月という意味で「夜長月」から転じたという説が有力だそうだ。しかし、これも諸説ある。
 農業に関わった説としては、「穂長月」、穂が毎年実ることを祝う意味を長という言葉が意味をするのでそこから転じたという説がある。「名残月」からきたという説は美しい。

 10月、神無月。
 これが最初に疑問に思った月の名前。神を祭る月なので「神(かみ)無(の)月」、「神無月」になったとの説。「かみのつき」は最も有力だそうだ。ただ、中世に出雲の国に神が集まるために、他の国に神がいなくなってしまうとの事から神無月といわれるようになったという説が広まった。同時に出雲では「神有月」、「神存月」などといわれるようになった。でも、農業に関する説では採れたての米で酒を醸す時期ということで「醸成月(かみなしづき)」になったという説もある。その他に雷から来たという説もあるようだ。私としては酒の説がより古いように思えるが、これは確証がない。

 11月、霜月。
 霜が降る月ということで、「霜降月」になり、それから転じたという説が有力だそうだ。面白いのは十を一区切りで上月で、十一月から下月になるという意見もある。「食物月(をしものつき)」から転じたという説や、「摺籾月(すりもみづき)」からきたという説も面白い。私としては農業系で作業を意味した「摺籾月」説が納得がいく。

 12月、師走。
 師走はこれも諸説あり、確定はしていない。師匠の僧が東西を馳せる時期ということで「しわす」になったという説が平安時代の「色葉字類抄」に出ているそうだ。その他の説に、年が果てるということから「年果月(としはつつき)」という説もある。四季が果てる月から、「四極月(しはつつき)」きたという説や一年の最後に成し終えるという意味から「成し果つる月」(しはつつき)からきたという説もある。

 調べてみて思うのは、結局のところ何もわかっていないということ。全て憶測。多分、文献が残っていない時期からのいわれがあるのだろう。

 ああでもない、こうでもないとの諸説が飛び交う現状は面白いことだが、でも真実を知りたい。

********参考文献****************

 国会図書館のホームページによると以下のようにまとめてある。

「1月 睦月(むつき) 正月に親類一同が集まる、睦び(親しくする)の月。

2月 如月(きさらぎ) 衣更着(きさらぎ)とも言う。まだ寒さが残っていて、衣を重ね着する(更に着る)月。

3月 弥生(やよい) 木草弥生い茂る(きくさいやおいしげる、草木が生い茂る)月。

4月 卯月(うづき) 卯の花の月。

5月 皐月(さつき) 早月(さつき)とも言う。早苗(さなえ)を植える月。

6月 水無月(みなづき、みなつき) 水の月(「無」は「の」を意味する)で、田に水を引く月の意と言われる。

7月 文月(ふみづき、ふづき) 稲の穂が実る月(穂含月:ほふみづき)

8月 葉月(はづき、はつき) 木々の葉落ち月(はおちづき)。

9月 長月(ながつき、ながづき) 夜長月(よながづき)。

10月 神無月(かんなづき) 神の月(「無」は「の」を意味する)の意味。全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月という説などもある。

11月 霜月(しもつき) 霜の降る月。

12月 師走(しわす) 師匠といえども趨走(すうそう、走り回る)する月。 」

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2012.05.03

駐車場の事前清算で、出庫の時に自動的にバーが上がるのはなぜ?

 最近、出会うたびに不思議だったのが、この駐車場の事前清算システム。どうして事前に清算しておくとゲートのバーが自動的に開くのだろう。カードを入れていないのに!
 意見としては、何らかの形で撮影していて認識しているのだろうというのが、我が家の集約。

 帰ってきてしまうと忘れてしまうので、今日こそは謎を解こうと思い、調べてみた。

 簡単にこのシステムの仕組みがわかった。

 それがAMANOの車番認証システム。

 <駐車券を取り入場 >
 この時、同時に車両画像を撮影し、「ナンバー」を車両認識コンピュータに取り込む。

 <事前精算機で精算処理 >
 精算完了後 精算済みデータを車両認識コンピュータに伝送。

 <出口ゲート前に進行>
  事前精算済み車 出場
 車両画像、「ナンバー」を撮影し、車両認識装置に取り込みます

 <車両認識コンピュータにより 車照合>
  画像データ、駐車券データ (精算済みデータの全てが一致すると・・・
  合致の場合・・・・ゲート開 出場

 というごく当たり前の流れだった。でも、ナンバーを照合する仕組みや、全てをパソコンでコントロールする仕組みなど、さすがですね、日本は。

 今日の不思議は解決!

 AMANOの車番認識システムの動画での説明
 

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2010.09.12

村木厚子元厚生労働省局長はなぜ起訴されたのか

 今回の村木厚子さんの事件では、特捜のストーリーと事実のズレが厳しくしてきされている。捜査段階で十分な裏付けがなされず、検事の思いこみで調書が作成されていく恐ろしさ。無実の人が組織によって罪人に仕立て上げられていく恐ろしさ。この脅迫集団から、どうやって逃れることができるというのか。

 私たちは巨悪の存在は許して欲しくないと思っている。ただ、それが別の権力と結びついた恣意的な捜査だとしたら、それは更に恐ろしい。特捜が何を犯罪として認識し、何を追求していくと決定するのかという過程が見えてこない。誰かの思いつきなのか。それとも、別の捜査機関による情報提供から行われることなのか。

 彼ら、特捜と公安警察の勢力争いはかねてより噂されているが、自分たちの存在意義を示すために一定間隔で起訴していく必要があるとしたら恐ろしい。

 以前にも、同様な言いがかりが数多く行われてきたように思う。民主党の小沢さんは個人的には好きではないが、土地の問題での追及も似たような感じがする。政治家の秘書給与や事務所費の問題は誰かが情報をリークしている。メディアや検察により、世論は誘導されているのではないか。

 さらにライブドア事件の堀江さんもメディアの後押しによる犯罪作成が行われたように感じる。彼は目立ちすぎた。またフジサンケイグループに手を出そうとした。その結果が特捜捜査。つぶされたのだと思う。

 鈴木宗男の事件も、大きな顔をしすぎた彼の存在をつぶそうとした人たちがいたのだと思う。外務省にとっては、組織を超えた動きを見せる彼の存在は鬱陶しかっただろう。

 特捜や検察と特定のメディアや政治権力はどこかで結びついているのかもしれない。人々がどうもおかしいと思う事がジャーナリスティックに取り上げられると、いつの間にか特捜が動いている。野村 沙知代の脱税事件も、特捜が動くような事件だったのか。

 全体として、社会の秩序を守ろうとする検察への信頼性を揺るがせてはならない。政治権力への勇敢な挑戦も続けて欲しい。しかし、今回のような恣意的な捜査を見せつけられると、国民は犯罪を犯罪として見なくなってしまうかもしれない。中途半端な捜索は、そして国策捜査といわれるような仕事は、特捜の存在そのものさえ、否定してしまうかもしれない。

 今回の村木さんの裁判では、優秀な官僚を闇に葬り去ろうとした。彼女の個人的な頑張りがなければ、検察のストーリーで事件は終わってしまっていたかもしれない。本気で仕事をして欲しい。検察も人の人生がかかっているのだから、責任を持って仕事をして欲しい。今回の担当者は少なくとも名前を出し、コメントを出すべきだろう。

 これで検察がまだ上告すれば、さらに恥の上塗りになることは間違いない。世論はもう検察側にはない。メディアも離れた。自民党も政権側にはいない。この事件は2009年6月に村木さんが逮捕されている。8月に選挙があり、民主党政権が誕生している。だれが何のためにこの事件をでっち上げたのか、思わず想像してしまう。正義の味方でいてほしいが、せめて中立的な立場で仕事をして欲しい。検察のプライドを守るためにも、これ以上の悪あがきは止めるべきだ。

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2009.12.24

エコカイロって面白い!

 今日、ある人がエコカイロを持ってきた。透明なビニールの中に入っている液体。その中で金属を2,3回衝撃を与えるように押すと、白く濁りだし、熱を出す。そのとたん、温かさが手に伝わってくる。ちょっと不思議な感じ。最近は、説明するサイトも増えた。

 原料は酢酸ナトリウム。それに精製水。1モル、82gの酢酸ナトリウム、60gの精製水という感じだそうだ。厚手のポリ袋かペットボトル。これだけ。

 熱を出した物質を元に戻したいときは、また、お湯の中でしばらく暖めてやればいい。また液体状に戻る。

 原理は過冷却、あるいは凝固熱で説明できるとのこと。つまり常温で過冷却状態にあるこの液体。衝撃を与えられると凝固を始める。その時に熱を放出するという仕組みだ。

 これはぜひやってみたい実験だ。まず、酢酸ナトリウムを購入しなくては。そんなに難しくはなさそう。また実際にできたら、報告します。

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2008.12.13

Kitkatの語源とホイッグ党

 今日、職場でKitKatをもらった。美味しかった。ところで、なんでKitKatというのだろう。調べてみた。ネットには、いろいろな情報が出ている。発売元のネスレのホームページには次のような内容が書いてあった。

「18世紀、イギリスに「Kit Kat Club」という政治社交クラブがございました。
このクラブは、オーナーのChristpher KatさんがKitというニックネームで呼ばれていたことから、このような名前が付けられ、「Kit Kat」の由来となったといわれています。」

 でも、これでは、なぜあの製品がKitKatと呼ばれるのかよくわからない。もう少し調べてみた。そうすると、このクラブの政治社交クラブがホイッグ党であることがわかった。その名前が「Kit-Cat Club」というそうだ。そのオーナーの名前に由来するというのが、ネスレの説。

 また、1920年代にあった「KitKat Club」という、ロンドンのサウスイーストにあった有名なクラブの名前からきたという説もある。天井が非常に低かったので、「Kats」として知られる形式の絵しか飾れなかった。その肖像画の形がこのお菓子に似ているという説もある。

 なかなか、名前の由来とは確定させるのが難しいものだ。

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