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2011.11.30

星野道夫の「旅をする木」を読んだ

 アラスカでテントで寝ていたとき、クマに襲われて亡くなった写真家の星野道夫さん。いつも厳しい自然と泰然と向き合う姿が印象的だった。でも、とんでもなく美しい写真だった。

 彼が亡くなった当時は、何で小屋があるのに外のテントで寝たんだろうと思っていた。でも、この本を読んでいて彼の思いが、生き方が伝わってきた。アラスカは氷の世界。一瞬の気の緩みも許されない。また、動物たちは「旅をする木」と同様に、命が様々な形を経て変化し続けている。彼もクマという存在に受け入れられたと考えるべきなのかもしれない。
 私たちは文明というシステムの中で、いつの間にか自然と自分の力で向き合うことをしなくなってしまった。でも、本当は彼の様に大きな自然の中に身をゆだねることができるのだ。全ての虚飾を取り去ったところに生まれるむき出しの自分。美しい景色の中にある生と死。生きることは死ぬこと。いつか消え去るからこそ、生きている今が大切なのだ。
 こんなに美しく、悲しく、幸せな人生はなかっただろう。一読をお勧めする。


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