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2011.11.14

伊坂幸太郎の「モダンタイムス」を読んだ

 伊坂幸太郎が21日から朝日新聞で連載小説を書く。「ガソリン生活」という題名だそうだ。今回読んだ「モダンタイムス」も元は漫画週刊誌の「モーニング」に連載されたものだそうだ。彼の小説の中では、最長の1200枚。

 内容は、前半が訳のわからないまま次から次へと危機が訪れ、それを何とか切り抜けていく展開。後半が井坂幸太郎らしい国家とか政治、あるいは「システム」の話。彼は自分が考えるために小説を書いている感じがする。しかも結構本気で。

 いつものように訳の分からない超能力の様なものが登場するが、それはそれで面白い。作者本人モドキが登場するのも一興だ。細分化された仕事には良心が存在しなくなるということも、とてもよくわかる。真実は捏造される、というか真実なんて存在しないんだということもわかるような気が・・・。

 全体として伊坂幸太郎の小説としては、「魔王」や同じ時期に書いていた「ゴールデンスランバー」の方が面白いかな。でも、読んで損はしない小説だ。
 

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