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2011年10月の記事

2011.10.30

道尾秀介の「カラスの親指」を読んだ

 道尾秀介の書く小説はジャンルがよくわからない。よくいるミステリー作家ではない。でも純文学でもない。エンターテイメント小説なのだろうけれど、暗い過去を背負い、人生をもがきながら潜り抜けている人をよく描く。

 面白いけれど辛いことも多い。彼自身が傷つきやすく苦しい人生を歩んできたように思えてしまう。もしそうでないなら、本当に嘘の上手な人だな。天賦の才をもらった詐欺師。

 この「カラスの親指」も読者を上手に騙していく。全ての種明かしをされた時、本当に「やられたっ!」って感じ。軽やかな物語の展開と、重いサブテーマを軽く登場人物の人生の中に織り込む腕は見事というしかない。

 この小説、映画化が決定したという。きっと伊坂幸太郎の映画と同様、小説とは違うだろうけれど、面白い作品ができるのではないかな。私は小説の方がいいけれど。

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2011.10.29

植物を家の中に入れた

 我が家の植物たちは寒さに弱い。ほとんどが暑い地方に育つ観葉植物や蘭たち。先週の水曜日、寒さのピークになるところで、家の中に植物を入れた。ジコぺタラムはすでに花芽がかなり伸びた。また、新芽が育ち始め胡蝶蘭も動き出した。

 ベンジャミンは平成元年から育てている2m以上のものがあるが、それを購入した時にすでにかなり年季の入っていたので推定50歳ぐらいになるのではないかな。それの枝を切って挿し木をしたものも7年以上となり、すでに40㎝以上になったので、かなり立派に見えてきた。デンドロやデンファレはいくらでも増えるし、捨てるのも可哀想なので次第に家の中を埋めていく。

 今年はどんな花を咲かすか楽しみにしています。

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2011.10.22

2011年から2012年にかけての各社のスマートフォン新モデル

 現在のスマートフォン市場は乱戦状態に入った。iPhone4sは圧倒的な存在感で販売機種の上位を独占した。しかし、今後、アンドロイドの逆襲も予想されている。

 基本的には、日本のキャリアはそれぞれ住み分けすることになるだろう。ただ、メーカーにとっては生き残りをかけた熾烈な競争に巻き込まれる。ブラックベリーさえ生き残れるかどうか、またマイクロソフトのWindowsフォンはauから出た一機種だけだが、今後はどうなるか。

 軸はiPhone、そこに各社のアンドロイド系が群れになって立ち向かう。総合的にはアンドロイドが多いのには変わりはないが、単一ではアップルに敵う者はいないだろう。今後の新製品に注目だ。

 iPhone系
  ソフトバンク iPhone
  au iPhone

 アンドロイド系
  ソフトバンク
  au
  Docomo

 Windowsフォン系
  唯一のWindowsフォン

 ブラックベリー系
  Docomo
  Docomo

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大島真寿美の「やがて目覚めない朝が来る」を読んだ

 最近、NHKで放送が始まった「ビターシュガー」の作者、大島真寿美の「やがて目覚めない朝が来る」を読んだ。とても不思議な内容で、普通の生活を淡々と追っていく。その中に、様々な人の人生が交錯する。元有名な女優うである祖母を軸にして、父母のことやその周囲の人たちのことを描いていく。私たちの人生はいつも死と背中合わせ。「いつか目覚めない朝が来る」わけだ。
 私も子どもの頃、その事実に愕然としたものだ。なぜ、私は死ななければならないのだろうかと。でも、いつしか、それだからこそ、生きている時間を精いっぱい生きようと思うようになった。いい加減な時間は過ごせない。納得のいく生き方をしたい。全ては消え去る存在だからこそ、今を懸命に生きる。
 誰だって特別な存在。誰だって他の人にはできない体験をしている。置き換えることのできない存在なのだ。だから、お互いを大切にしたい。それが基本だろう。相手を大切にしようと思う心はそこから生まれる。
 この本はそんな人生の一部を切り取って見せてくれる。ふと、昔思っていたことを思い出させてくれた本だった。

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2011.10.15

ナリカのアクティブボードは電子黒板としてとても使いやすい

 電子黒板はいろいろさわってみたけれど、まだこれからという感じのものが多かった。根本的な問題は、大きさが小さいということ。後ろからだと見えない。また細かい字が読めない。写真の細かい部分が認識できない。ということで、図を動かしたり、動画を見せたりする程度だった。
 ところが、ナリカのアクティブボードを使ったら、その大きさに仰天。78インチという巨大な大きさで、縦の長さが120㎝もある。また、プロメシアンというイギリスのメーカーが先生方の意見を聞いて作り上げたというソフトもよくできていて、使いやすい。
 手書き日本語の変換効率も高く、単語でも文章でもきれいにワープロ文字に変換していく。図形の変換もできて、多少の図形は線を綺麗に直してくれる。この機能で、漢字問題をすぐに作ることができた。
 電磁誘導で書くという電池なしのペンの操作性もいい。同時に二人まで書き込みができる。ボードもホワイトボードと同じような感じで、とても丈夫。
 プロジェクタは三洋の超単焦点のもので、黒板の上部についているため影がほとんどできない。どこからどこまでピントがくっきり合っていて、見やすい。
 付属ソフトについている物差しやコンパス、分度器なども、ちょっとしたコツをつかむと、とても便利な道具となる。サイコロは最大5つまで出すことができ、アニメで転がる様子を出せる。遊び心が楽しい。
 写真や動画も簡単に画面に出すことができ、大出力のスピーカーと共に、とても便利。ミニシアター会場としても十分使える。パソコンの性能が上がるとボード全体の機能も上がっていく。
 三省堂の電子教科書もこのボード上で使ってみたが、大変スピーディに利用することができた。内田洋行のスクールプレゼンターも、これだけ大きなボード上だと細かいところまで見えて、とても効果的だった。

 ここ数日の結論としては、「電子黒板は大きいにこしたことはない!」ということでした。
ナリカ アクティブボード

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2011.10.10

浅田次郎の「夕映え天使」を読んだ

 初めての浅田次郎さんの作品。何人かの作家の作品には手を出していないが、彼もその一人。でも、なかなか面白い作品だった。手練れな表現で、人生の一場面を切り取って哀切に表現していた。どんでん返しの作品も多く、意外な結末にビックリすることも。

 「夕映え天使」、「切符」、「特別な一日」、「琥珀」、「丘の上の白い家」、「樹海の人」の六つの短編で構成されている。ただ、その結末でいいのかなという思いもあった。まあ、書く人の大変さを考えると、そんなことを言われてもって感じでしょうね。

 なかなか面白い作家だと思いました。これからもいくつか読んでみようかな。

リンクに表示されるテキスト

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ガイガーカウンターの自作

 いつもモノづくりの指導をしてくれる同じ研究会の仲間と一緒に、ガイガーカウンターを作りました。アメリカから輸入したキットです。それ自身は、基盤も小さいし、部品も少なさそうなので簡単だとなめていました。ところが・・・!
Dsc_03121

 朝の10時から夕方の5時までかかりました。まあ、昼食をはさんでの事ですが。私は半田ごてを触ったのは久しぶりで、基盤は団子みたいだったり、穴が開いていたりで、散々でした。でも、しばらくすると師匠のおかげでコツがつかめ、作業の能率も上がってきました。
Dsc_03161

 基盤に抵抗、コンデンサー、トランジスタ、LED、スピーカー、スイッチ、そしてGM管をのせていきます。GM管はロシア製の古いもののようです。ほぼ、組み立て終わったら、今度は計測値をデジタル化してカウンターに表示させる工夫です。使うのは100円ショップの万歩計です。
Dsc_03332

 万歩計を分解し、基盤を取り出します。そこにLEDから取り出した信号を流します。途中は基盤がないので空中配線というものを設定します。裏に抵抗をつないだりして接続部品を取り付けます。ところが、師匠のキットではうまく動作しているカウンターが全く動かないか、動きすぎて止まらない状態になってしまいました。どうも部品の個体差にもよるようです。とりあえず、今回はカウンターは断念。
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 結果的に、キットの内容で箱に収めることに。スイッチの穴を開けたり、基盤を浮かすねじを入れたり、ねじを入れて机を傷つかないようにケースを削ったりして完成。いよいよ動作チェック・・・。
Dsc_03312

 自分たちで作成したガイガーカウンター。みんな無事に動きました。ただ、思ったより計測器の精度に違いがあり、個体ごとにその強さを設定する必要があります。職場にあるちょっと高い精度のガイガーカウンターで個体ごとの癖を見出し、その数値を設定することが必要になりました。
Dsc_03392

 師匠は、製品を分析するためにオシロスコープなどを使い基盤の内容を分析したようです。電池の減りを少なくするよう改造もしてくれました。万歩計のアイディアもすごいものです。前は天体望遠鏡のレンズつくりをしましたが、次回はそのレンズを使って本体を作る予定です。

 モノづくりは本当に面白い!

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2011.10.04

比較表メーカーって面白い!

Facebook仲間が紹介してくれた「比較表メーカー」。これは面白いかもしれない。とりあえず、一眼レフデジカメをテーマに作ってみました。

比較表メーカーで作った「一眼デジカメ比較」。

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2011.10.02

キャノンの11月3日の「歴史的でグローバルな発表」って、結局なんなのだろう?

 一時、噂になっていた、11月3日のキヤノンの発表。ハリウッドで発表するというのだから、また歴史的でグローバルな発表というのだから、デジカメやレンズの新型ということではないだろう。

 今、予想されているのは、新型のビデオカメラという話。EFマウントで高感度ビデオとか・・・。歴史的かな?ハリウッドというのだから、映画と関係があることだろうし、グローバルというのだから、ニッチなミラーレスカメラの発表というわけでもないだろうし。

 業務用のEFマウントの高感度ビデオカメラを100万前後で発売するというのが、そんなに凄いことかな?

Canon is planning a “historic global announcement” on November 3rd, 2011 in Hollywood. What could it be? Maybe a 4k camera? Or a new DSLR with some mind blowing video features? Could it be Canon’s mirrorless solution?

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2011.10.01

重松清の「せんせい」を読んだ

 なるべく有名ではない作家の本を読むようには努力しているのだが、やはり面白そうと思って手に取ると、どれも皆さんビックネームの方が多くて・・・・。今回も重松清さんの作品に手が伸びてしまった。

 「せんせい」という短編集。これは以前から気になっていはいたのだが、題名が自分の職業と重なり避けていた。でも、食わず嫌いはやめようと思い、選択。やはりその判断は間違いはなかった。大変面白い。ただ、内容としては全てが気持ちよく読めたわけではない。「そんな先生、いないよ」という感覚も。

 読んでいるうちにこちらも書きたくなってきた。「先生」という職業はとても面白い。成長する子どもたちと共に過ごす時間は何物にも代えがたい。特に、子どもと共に考え、何かを創り上げていく経験は私自身がこの仕事を続けてきた大きな動機だ。

 この短編の中で、「白髪のニール」、「ドロップスは神さまの涙」、「泣くな赤鬼」、「気をつけ、礼」は共感をもって読めた。「マティスのビンタ」、「にんじん」はどうかな。そんな感覚は経験がない。でも、様々な先生がいるからそんな先生がいてもいいかも・・・。

 本当にいろいろな人生が先生にもありますね。私も書きたくなった! 


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