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2011.03.08

宮部みゆきの「淋しい狩人」を読んだ

 宮部みゆきという作家は、物語の構成とかアイディア、文章力などに卓越した力を感じる。また、小説を書くための準備や取材もかなり周到に行っているのではないか。

 今回の「淋しい狩人」の物語の展開には、想像だけでは書けない内容を感じた。まあ、最近の事件や出来事は、既に私の想像力を遙かに上回っているが。

 6編からなる短編集なのだが、どれも古書店を舞台に小さな事件が展開される。それぞれ小説新潮に載せられたもののようだが、暗く切ない物語が多い。人間を狂わせる何かを描いている。

 読んでいて面白いが元気になるわけではない。何だかどっぷり絶望感が伝わってくる。事件が解決されても、解決されない人の心が残る。古書店の店主だけが淡々とまた飄々と生きている。私にはできない態度。ジタバタして、走り回り、喚くだろう。達観することなんてできない。

 しかし、小説家とはたいしたものだ。人間社会のあらゆる所に物語を作り上げるのだから。


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