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2011.01.30

恩田陸の「朝日のようにさわやかに」を読んだ

 恩田陸という作家のことは何も知らなかった。この「朝日のようにさわやかに」も全く聞いたことがなかった。本屋で平積みになっているこの本を手に取ってみて、一度は下に置いた。しかし、何となく気になりもう一度作家の紹介のところを読んでみる。SFやミステリーなど、様々な分野に挑戦している作家らしい。以前、手に取ったとき、ホラーとも書いてあったのが、購入しなかった理由だったのも思い出した。私はホラーは嫌いだ。でも、内容を少し読んでみて、ギラギラしたところはなさそうなので、読んでみることにした。

 この「朝日のようにさわやかに」は短編集で、14の長さがまちまちな小説群で構成されている。それぞれは全く関係ない。どこかで読んだり聞いたりしたような話もあるが、不思議で少し奇妙で怖い物語が続く。

 「水晶の夜、翡翠の朝」、「あなたと夜と音楽と」がミステリーぽい味わいで楽しめた。また、「赤い鞠」と「淋しいお城」、「冷凍ミカン」がSFチックなホラーとして楽しめた。タイトルになっている「朝日のようにさわやかに」は日常の中にある、思いこみの世界をひっくり返す普通の短編。

 全体として短編集として楽しめる作品とよくわからない作品が混じっているという感じ。でも楽しめると思います。

朝日のようにさわやかに (新潮文庫)

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