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2011.01.24

志水辰夫の「行きずりの街」を読んだ

 志水辰夫の「行きずりの街」は、1991年に日本ベストミステリーに輝いた作品とのこと。実際に読み始めると、これぞプロの作品と感じる充実した内容。時代の古さを感じさせない。

 元高校の教師だった主人公が教え子だった生徒との結婚をスキャンダルとして扱われ、職場を追われる。そして妻との別れ。その12年後の話だ。

 今は塾で教えている主人公が教え子が行方不明になり、探しに来る。そこで元の職場の闇の部分と出会う。そして自分が職場を追われなければならなかった真実が明らかになっていく。最後の設定も含め、パズルを当てはめたように構成がきちんと作られている。また、表現力が素晴らしい。

 今の時代には起こりえない事件かも知れないが、いつの時代でも通用する二人の愛が、謎が解かれていく過程で丁寧に描かれている。なかなか読み応えがある作品だった。まだまだ、素晴らしい作品がたくさんあるものだ。

 なお、2010年に仲村トオルの主演で映画が作られた。これも見てみようかな。

行きずりの街 (新潮文庫)

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コメント

7月2日(土)14~15:30世田谷文学館(京王線芦花公園駅下車)にて、志水辰夫講演会があります。¥500
生シミタツに会ってみたいな~。

投稿: MICKEY♪ | 2011.05.26 22:26

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