« 2010年12月11日、和田堀公園の野鳥 | トップページ | 昨日は超激安の「うまいもん酒場 えこひいき」と、ちょっと贅沢な「はなれ びんび屋 駅前荘」で飲んだ »

2010.12.14

朱川湊人の「かたみ歌」を読んだ

 朱川湊人の「かたみ歌」は幽霊の話。短編集の形式を取りながら、それぞれが関連のある物語になっている。平井堅の「アイシテル」に通じる悲しさの中にある温かさという感じの内容。

 アカシア商店街とお寺、古本屋、レコード店、ラーメン屋、下宿等が舞台となり、それぞれの物語が展開され、絡み合う。眉毛の上がった古書店主がそれぞれの物語に登場し、流れをリードする。死者の魂が、現実の世界とあの世を行き交う。最後の章では、今までの謎が解け、それぞれの物語がつながる。

 二度と蘇ることのないあの世にいる人々が、何だか身近に感じられる。お勧めの作品。

かたみ歌

|

« 2010年12月11日、和田堀公園の野鳥 | トップページ | 昨日は超激安の「うまいもん酒場 えこひいき」と、ちょっと贅沢な「はなれ びんび屋 駅前荘」で飲んだ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15679/50295719

この記事へのトラックバック一覧です: 朱川湊人の「かたみ歌」を読んだ:

« 2010年12月11日、和田堀公園の野鳥 | トップページ | 昨日は超激安の「うまいもん酒場 えこひいき」と、ちょっと贅沢な「はなれ びんび屋 駅前荘」で飲んだ »