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2010.11.29

百田尚樹の「輝く夜」を読んだ

 「永遠の0」でブレークした百田尚樹の短編小説集。これが第二作だそうだ。三作目が「ボックス」。

 「輝く夜」は彼が編集者に反して、次の作品を書く前にどうしても書きたいといって書いたものだそうだ。とても優しい作品。本人が話しているように、「希望がもてる作品」だ。悲しく、寂しく、苦しい生活をしている多くの女性へのエール。

 読んでいて、「オー・ヘンリー短編集」を思い出した。最後に落ちがあるのだ。どんでん返し、謎解き。純文学からいうと邪道なのかもしれないが、読み手としては救いがあって嬉しい。現実の世界では、そんな救いはないのだが、もしかしたらという思いがわき上がる。

 小説の役割を考えてしまう。何のために書くのか、何の為に読むのか。人は何のために表現するのか。私はなぜブログを書くのか。そんなことを考えさせる力のある爽やかな小説だった。

 生きること、考えることの楽しさ、調べることの面白さ、一歩踏み出す勇気、そしてひとり一人の人生の大切さ、そんなものを私も表現したい。

輝く夜 (講談社文庫)


 

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