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2010.10.30

伊坂幸太郎の「マリアビートル」を読んだ

 伊坂幸太郎の「マリアビートル」、これが最新刊。今までと同様、軽妙な語り口とわかりやすい文体で楽しく読むことができる。完全なエンターテイメント小説。

 東北新幹線の中で起きる様々な事件。そしてグラスホッパーで登場していた懐かしい殺し屋たちの戦い。思わぬ展開と結末。相変わらず、面白い。深読みする小説ではないが、いろいろ考える材料はあるのが彼の小説の内容。

 その一つが 中学生が「どうして人を殺したらいけないんですか」と問いかける場面。

 彼は登場人物に、様々な解答をさせている。その中でも、塾の講師、鈴木が話した内容が伊坂の答えなのかもしれない。
 「殺人を許したら国家が困るんだよ」
 それは経済活動が止まってしまうからだと説明している。だから逆に国家の都合で行われる戦争や死刑は、国家が問題なしと認めたから許される、そしてそこに倫理は関係ないとのこと。

 まあ、その後、この「どうして人を殺したら行けないの」という問いそのものにも、大人を困らせるたわいのない質問と切って捨てている。まあ、伊坂幸太郎らしいコメント。

 それにしても、また伊坂幸太郎の作品が読みたくなった。今度は何を読むかな?

マリアビートル
 
 

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