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2010.09.07

今月のNewtonは「無から始まった宇宙誕生の1秒間が特集」

 今月のNewtonは「無からはじまった宇宙誕生の1秒間」が特集。現在の観測結果から、ビッグバン仮説には矛盾があることがわかったということ。一つの例として、宇宙のどこを見ても目立った温度の違いがないということだそうだ。

 そして、それを説明するためには、ビッグバン以前に「インフレーション」がおきたという説明をするしかないとのこと。そのモデルは、ミクロな宇宙は、誕生から10の-36秒から10の-34秒後という一瞬の間に10の30倍に巨大化したという理論だ。これは何と1兆×1兆×100万倍の大きさだとの説明。しかも、その密度は急激な巨大化にもかかわらず、密度が薄まらなかったという。

 私はいつも思うのだけれど、それは観測結果から想定した仮説だということ。観測した結果から、矛盾しない説明を考えて提案しているだけだ。素晴らしい仮説なのかもしれないが、自分としてはまだ理解できない。何となく変だと思ってしまう。観察が不十分なのではとか、違う仮説があるのではと思ってしまう。

 また、インフレーションを引き起こしたエネルギー、「インフラトン」とは何なのかがよくわからない。なぜ、無からこのインフラトンが生まれたのか、理解できない。そしてその後、インフラトンが素粒子に姿を変えていったという。わからない!なぜだろう?

 宇宙誕生から、わずか1秒で原子の材料が出そろったということが結果として考えられているということだそうだ。陽子、中性子、電子、陽電子が出そろったとのこと。

 仮説は仮説。だから面白いのだろう。全ての実験、観測結果から、予測すること、そこが科学というならそれは広大な想像力という感じがする。

 他にも面白い説明が沢山あった。自分の発想を広げるにはとても楽しい雑誌だ。特集も含め、お勧めの本ですね。


 
 

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