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2010.03.10

ダン・ブラウンの「ロスト・シンボル」を読み終わった!感想は・・・。

 ダン・ブラウンは元英語の教師。多くの資料を集め、調べ、それを元にストーリーを組み立てている。いかにも教師らしい真面目な小説への態度。今回もアメリカのワシントンDCを舞台に多くの駒を登場させ、まるで紙芝居の様に物語を展開させてく。彼は最初から映画化を考えて、小説を作っているのではないか。今回も読んでいくうちに、多くの場面でストーリーに沿った画面が眼に浮かんできた。さらに、まるで音まで聞こえてくるようだった。
 
 今回の物語の展開は、意外性では「ダビンチ・コード」には劣るかもしれない。ただ、宗教をどう考えるのか、科学をどのような視点でみるのか、そして人間とは何なのかということを追求している点において、今までの冒険的な意味合いとは少し違った、哲学的な要素を見せてきている。

 それが物語として成功したのかどうかは微妙だ。私にとっては、今回の小説は、最初から現実から離れ、SFに近い夢の世界に入ってしまう感じがする。彼の物語は現実とのギリギリの世界を綱渡りしている感じが面白いのだけれど、向こうの世界に最初から行ってしまうと、私自分が小説の世界に入れなくなってしまうのだ。

 ただ、その分を差し引いても、彼の小説の展開力は凄い。多くの資料をよく活かし、素晴らしい物語に仕立てている。あの有名な建物群を物語の部品として利用しきってしまう。頭の中に資料を全てたたき込み、それがストーリーの中に部品として組み込まれていく。私も作ってみたくなる。舞台を日本にして。

 さて、この作品。日本でどのくらいはやるのだろうか。他の方の感想を知りたいな。


 

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