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2009.05.04

忌野清志郎という生き方

 忌野清志郎がロックを貫いて亡くなった。彼は咽頭癌を摘出して長生きして生きる道ではなく、ロックを歌い続ける道を選び、そして死んだ。静かな、でも毅然とした人生だった。
 多分、家族は様々な苦労や葛藤があったに違いない。少しでも長く生きて欲しいと思うのが自然。でも、自分の人生を全うさせてあげたい。その狭間に揺れる。まだ小さい子どもたちにとっても大切な父親だったに違いない。
 母親の初婚の相手がレイテ島で戦死したり、母親が当時の軍部に批判的な日記を書き残していたとも聞く。その実母は三歳で亡くなり、母の姉に大切に育てられた。十数年前、育ての父親が亡くなったとき、母親の日記を見て、初めて自分の事がわかったそうだ。
 彼の反骨精神は、深い悲しみと静かな怒りに支えられていたように思える。辛かったのだと思う。だから、少数の人々に寄り添う。差別された人々の痛みを理解できたのだと思う。
 多数派に寄りかかって深く考えもせず、ものを言う姿勢は一貫して拒否してきた。というより、そんな安易な道を選べなかったのだと思う。どこかの誰かの様に、他人の意見に乗っかって、調子にのって偉そうに言うことはできない人だったのだろう。
 自分の頭で考えよう。そして静かに主張しよう。その炎がいつかは世の中を少しでも変えていく。少なくとも、そう信じていたいものではないか。
 
 

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