冬場の楽しみは、蘭の開花。先日まではジゴペタラム、二株が結構強烈な薫りをただよわせていた。このブラジル産の蘭は毎年、必ず元気に開花する。それも1ヶ月以上、咲き続ける。
職場への通り道にあった世田谷オーキッドナーサリーで購入したのだから、もう10年ぐらいになるかな。この店はもうなくなってしまったが、世界らん展では結構たくさん出品している。確か富士の方か八ヶ岳の方で作っていると言っていたような。
この株を二株にわけたのだが、それが毎年咲き続ける。水をあげると、薫りがさらに強くなり、部屋中に広がる。青地に斑点が入る地味だが力強い花。
その後、咲いたのがピンクの胡蝶蘭。これは昨年咲いた花の茎を三節残しておいたところから新しく新芽が出てきて咲いた花。7つの花が咲き誇っている。息子が昨年、誕生日に贈ってくれた物だ。
三株の寄せ植えだった物を分割したうちの一つ。他の株も花芽を伸ばしているが、これが一番早く咲いた。5株の胡蝶蘭が花芽を伸ばしているので、咲き誇るときが楽しみだ。
昨年、東京ドームの世界らん展で購入してきた白のミニ胡蝶蘭も咲いた。これは何の変哲もない小さくてかわいいものだが、それはそれで、ベーシックな上品さを醸し出している。
もう一つ、同じところで買ってきたハッピーポンポコという変わった名前のデンファレがあるのだが、これもきれいな白い花が咲いた。ジゴペタラムとは違う淡い薫りだが、甘いにおいがする。デンファレは薄い花がかわいい。まるでサギが飛んでいるようだ。
後、2本目のオンシジウムが芽を伸ばしている。先日まで咲いていた1本目のオンシジウムはもう散ってしまったのだが、これは少し小さい花が咲く株。いつも遅れて咲く。花が小さいので地味な感じ。
そして、三年目になったパフィオ。毎年花が咲いてきたのだが、今回はまだ兆しもなかった。それが2月にようやく新株の中心から小さな葉が見えてきた。これの中心から花茎が出てくるのだが、きっと可憐な花が咲くに違いない。
蘭は時に不気味。野草の方がずっと美しく感じるときも多いのだが、育てることそのものが面白い。また、きちんと面倒をみると必ず花が咲いてくれるのも嬉しい。昨年咲いたクリソトキサムは20年以上前に購入したものだ。
人も、蘭も、誠実に手を尽くせば、それなりに応えてくれるし、美しく輝きもする。冬場と夏場は注意も必要だが、葉が大きく育ったり、花が美しく咲くのを見れば、苦労もまた楽しい。
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