これまでネットワーク接続のポイントがない場所では、パソコンやPSPなどはスタンドアロンの型で情報へのアクセスができず、様々な意味での「更新」や「交流」ができなかった。
そこに、イー・モバイルのD02HWの様な無線アクセスの機器が出てきた。電波が届く場所であれば、お店や電車、車の中でもネットに接続できる。私もかなり便利に利用させてもらっている。
ただ、それは単独の機器の活用でしかなかった。そこに出てきたのが、モバイル系の無線ルーターだ。
ここ数年でいくつかの種類が出てきた。例えばコベンティブのCMR350はその最新型。CMR500も出ているが日本語版はまだ。
その場所にネットワークに接続するポイントが無くても、電源を入れさえすれば環境が整う。ただ、コンセントやUSBに電源を頼るものが主体だった。そんな中で、バッテリーを搭載するPHS300がコミューチュアから登場した。
これは、コンセントに頼らないモバイル系無線ルーター。イー・モバイルやDoCoMo、ウイルコム等の電波の範囲内だったら、どこでも複数のネットワーク機器を接続できる。
例えば、ノートパソコンを複数接続し、それぞれ力を合わせて仕事をすることができる。またPSPやニンテンドーDSを複数接続し、ネットワークでゲームをすることもできる。またパソコンとゲーム機の同時接続も可能だ。もちろん、公園など、施設の外でも接続可能だ。
このモバイル系無線ルーターの意味は、今後ますます大きくなる。なぜなら今後、モバイルWIMAXが発売されるからだ。接続速度は飛躍的に拡大する。現在のアクセス速度でも普通の使用では十分魅力的なのだが、今、利用している環境と同じか、それ以上の速度が電波の範囲内だったらどこでも提供されることになる。
すでに沖電気はモバイルWiMAX端末機能とWi-Fiルータ機能を併せ持ち、さらにバッテリーパックも装着することができるゲートウェイ装置を開発し、2009年から発売を開始する。
現在は、まだバッテリーで2時間から4時間程度しか持たないが、今後さらに接続時間は長くなり、小型化していくだろう。
携帯電話でデータをやり取りするのは費用がかかる。現在の状況では、イー・モバイルでの接続料金が一番安い。使い放題でも5000円程度だ。みんなが使い出したら、これを維持するのは難しいだろうが、それまではこのPHS300とイー・モバイルの組み合わせでどこでもネット環境を楽しめる。
iPhone、PSP、DSユーザーも、結構注目すべき小物だと思う。とりあえず、購入して色々試してみようと思う。
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