ツクモ(九十九電気)の倒産と秋葉の変質
九十九電機が倒産した。110億円の負債をかかえて。eMachines製PCは良く売れていたのに。また、ツクモロボット王国など、特徴ある販売を展開していた。私もよく見に行っていた。客もよく入っていた。
ただ、昔のように、パソコンを自作する人々は減少した。それだけではなく、パーツを自分で調達して何かを作ろうとする人々も減った。秋葉原がいつの間にか漫画の街になり、何だかよくわからない店のある場所になっていった。人々の興味が自ら「ものをつくる」ことから変化していったのだ。
パソコンは、部品を調達して組み立てることによって、メーカーが作れることができないこだわりのマシンができあがる。ただ、動作速度が上がっても、それで何をやるかが問題。趣味でソフトを作る若い人も減った。また、出来合いのマシンの方が自作のマシンより安い。作る必然性がなくなった。私も十数台作ったが、現在は全てメーカー製のノートパソコンに移行した。
多くの人が自作のパソコンを作らなくなってから、秋葉原の活気は失われていった。ソフマップの様なパソコン系の会社も経営が苦しくなっていった。そして何かを与えてもらう受け身の文化が登場していった。
時代の変化は仕方がないのかもしれないが、自ら作り出す人々が減るのは悲しい。人々がまた何かを作りたいと思い、その部品を探しに秋葉原に行くようになる時代はくるのだろうか。そして、秋葉原は再生するのだろうか。
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