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2007.10.28

昔の遊び12・2B弾

 駄菓子屋さんでよく売っていた2B弾。2本で1円。これは頭のところにマッチのようにこすると火がつく仕掛けになっている花火。白い煙を出し、数秒後にそれなりの音を出して爆発する。友だちと投げ合ったり、いろいろなものの中に入れて遊んだ。

 ある時、友だちと決闘することになり、学校にあった小さな山で待ち合わせをした。相手は当時160cmを超える大きなヤツ。私は140cm台。そのままではかなわないので武装した。その時も2B弾は装備品の一つ。もう一つはパチンコ。自分で作ったものよりゴムがしっかりしていた。帯のようになったパチンコは、電線に留まった鳥を撃ち落とすこともできた。仲の良かった女の子を従えて山の上に立って相手を待った。・・・相手は来なかった。少しがっかりすると同時にホッとした。余った2B弾で遊んだ。

 また、私の家にサルスベリの木があった。そこに洞があり、アリが巣を作っていた。当然、そこは私の攻撃対象。上から煙の出始めた2B弾を投げ入れる。煙が洞のあらゆるところから出てくる。アリたちが騒然と騒ぎ出す。しばらく立つとボンっと音がすると共に爆発。一斉にアリたちが巣から飛び出してくる。でも、その後の静粛とともに徐々にアリたちは普段の生活を取り戻す。

 この観察は地上のアリの巣でも行われた。地面の場合には、少し穴を掘る。巣穴の奥に近いところで2B弾を仕掛ける。地面の中から煙がしみ出るように出てくる。そして爆発。洞と同様、みんなあわてで大騒ぎ。中には卵を運びだそうとするヤツもいる。アリの一家に危機が迫る。でも観察者はそれ以上はやらない。彼らがしっかり落ち着いてまたいつの間にか普段通りの巣穴を再構築していく様を見ている。

 その他に、空き缶をかぶせてその下で爆発させたり、やっていはいけない遊びにも使った。一番怒られたのは・・・・。ちょっと言えないこともした。私にとっての2B弾は日常を少し変えてくれる貴重な道具だった。

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