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2007.01.19

月刊アスキー第3号の面白さ

 今、月刊アスキーが面白い。「ビジネスとITのギャップを埋める」と言っているだけ合って、日本の社会のこれからを見通して、これからの時代に生きる個人個人の行き先を共に考えていこうとする姿勢が感じられる。未来が感じられるのだ。もう会社や組織を信じることができない時代だからこそ、一人ひとりが自立して、道を切り開いて行かなくてはならない。その時の情報源の一つとして評価していいのではないか。
 今月号、特集1,2があって、どちらも面白かった。その中で特に興味があったのが「さよならニッポンのホワイトカラー『フラット化』の衝撃」という記事だった。これはアメリカのニューヨークタイムスのトーマス フリードマン著の「フラット化する世界」という本を下敷きにした記事だ。そこに野口悠紀雄氏のインタビュー記事の「フラット化に出遅れた日本にはたして勝機はあるのか?」、さらに編集部による「広がる格差、その是正に貢献する日本のフラット化現象」という記事、最後に山形浩生氏の「世界のフラット化できない部分とは」という記事で構成されている。
 野口氏の記事の中に、「ネットワークのコストが限りなくゼロに近づいたことで、世界の労働力をダイレクトに使えるようになった。地球規模のオンラインアウトソーシング、これが21世紀型のグローバリゼーションだ。」という内容が指摘されていたが、これは日々感じていることで共感できた。また、「オンラインアウトソーシングの結果、賃金は平準化に向かう」という指摘もうなずける内容だ。私たち日本人一人ひとりの賃金は確実に低下している。会社は儲かっているが、個人は豊かにならない。90年代の初めトップだった賃金はすでにイギリスにまでに抜かれたそうだ。
 この状況の中で、私たちが自らを生き残らせるためには、「自らの相対的優位な場から手をつけていくべきだ」という提案だ。フリードマンは「無敵の民」になるために、「自分の仕事がアウトソーシング、デジタル化、オートメーション化されることがない人」が必要なのだと書いているそうだ。さて、私はどういう人なのだろう。
 いろいろこれからの人生に示唆となる内容だった。

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