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2006年10月の記事

2006.10.28

「LINE」 東京ピチピチBOYS公演決定

 最近楽しみにしている演劇集団、東京ピチピチBOYSの新しい公演、「LINE」が11月17日~19日の間、アトリエフォンティーヌで行われます。出演している星野卓誠君との縁で応援しています。前売りが3000円で当日が3500円です。このグループの前回の公演、「さよならホスト」は全公演満席だったそうで、大変好評でした。笑いの中にひそんだ悲しみが私の心を打ちました。そして現実世界に表れた非日常が現実世界を変えていく。 今回も「天使」が表れるみたいだ。一線を越えてしまった男の元に天使が現れ、前に戻してやると言われたその後の物語のようだ。なかなか魅力的な俳優が多い集団。今回はどんな展開になるのだろうか。

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阿佐ヶ谷ジャズストリートは楽しい

 杉並はいろいろなイベントを行う。七夕や阿波踊り、それにこのジャズフェスティバル。正式な演奏も素晴らしいがゲリラ的にいろいろな人が演奏するのも楽しい。北口で竹内郁人の演奏を聴いた。素晴らしかった。私も演奏したくなった。
 阿佐ヶ谷の南口の会場は数百人が集まって盛大な演奏会場になっていた。私はジャズは好きなんだけれど、曲名も演奏者にも詳しくない。もう少し楽しむためにもジャズのことをいろいろ知りたくなった。とりあえず、CDを買って家で練習してみることにした。さてどうなるか。
 

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井の頭公園は面白い!

 吉祥寺は小さい頃から住んでいた場所なのでよく知っている。井の頭公園の湧き水が産湯だと聞いている。小学校も井の頭小学校だし、縁が深い。
 先週の日曜日公園に久しぶりに行ってみた。井の頭線で駅を降りて神田川の源流となる流れを見ながら公園に入る。すると、道沿いに多くの雑貨を並べた露天のお店が軒を連ねている。というか、シートを並べている。ビーズや石、首飾りやスカーフ、東南アジアの土産物、手作りの帽子や犬のチョッキ、自分で描いた絵を並べている人もいる。絵葉書にしている人もいる。バッタを木で削り見事に枝に留まらせている人もいた。二人で唄を歌いながら店番をしている人もいた。ここだけでもじっくり見ていると時間を忘れてしまう。
 更に公園の橋をわたったところでは、Dr.Daiのパフォーマンスが見られる。これは本当に面白い。東京都認定ヘブンアーティストに認定されている。彼の芸は見ている人を引き込んでしまう。周りの人の動きや心の変化をよく読みとって即座に対応している。大道芸は観客とのやりとりが大切なんだと言うことがよくわかる。もちろん、芸そのものの面白さ、素晴らしさもあるが、それをきっかけに客と何をどうやりとりするかよく考えている。これは一見の価値がありますよ。ホームページもあるので見てみると大体の様子と予定がわかります。

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あおりレンズ・canon TS-Eについて

 あおり(光軸をずらして撮影する方法)のできるレンズには、canon TS-Eのシリーズなどがある。このレンズ系には二つの顔がある。奥行きに合わせてピントを合わせる働きがその一つだ。長さがあるもの、高さがあるものに対しどこにもピントを合わせたり、幅を補正することができる。それを通常の一眼レフで行うことができるのが便利だ。
 もう一つは、その逆に一部にしかピントを合わせず、他をぼかしてしまうという方法がある。最近はやっているのはこれだ。一部にしかピントを合わせないことにより、模型っぽく見せたりすることが可能だ。
 当然、パソコンで同様の処理をすることができるので、本当にこのレンズが必要かは実際に使ってみないとわからない。レンタルで3000円程度で借りられるようなので試してみたいものだ。
 価格コムでは133000円が最安値だ。またあおりの実際の例にはこのマキシムフォトグラフィーのWEBサイトが参考になると思う。

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2006.10.27

月刊asciiは面白い!

 長い間、パソコン雑誌としてその世界に君臨してきた月刊asciiがリニューアルした。なぎら健壱が一時的に編集長ということで内容の変更を試みていたみたいだが、「ビジネスとITのギャップを埋める」というタイトルで新装オープンしたのだ。外見は週刊asciiと同様で結構軽い感じになっていた。薄目の表紙はかってのasciiの面影はない。最近はやりのあおりを加えた焦点ボケの写真が掲載されている。本城直希という人の写真だ。もともとMarcRaderという人の作風だそうだが。
 開けてみるとまた内容はビジネスに関する様々なニュースがのっている。TOPINTERVIEWはスマートコネクトの社長、岡本充由さんのインタビューがのっている。少し未来の展望が語られている。「STARTUP」というショートニュースが13タイトルものっている。通常の内容より詳しく面白い。またロングインタビューとして元ボーランドの会長をつとめた原丈人さんのインタビューがのっている。これはかなり面白く、新しい視点から現在の、そして未来のITというものを見ることができる。しかし、2回に分けた理由はわからないが。この内容は一度に読みたかった。
 JUSTの進めているxfyの記事も面白かった。これはXMLに対応したプラットフォームということだが、単なるワープロではない。データベースと連動する新しいツールとしても注目されているようだ。これが将来の道具になるかもしれない。
 ケータイ3キャリアの通信簿という記事も興味ある内容だったが、目新しいものはない。というより、ソフトバンクの0円という新しい提案が出る前の記事であるため、ちょっと内容がずれてしまった感じだ。
 「私が投資したいアイデア20」も面白い。ただ、具体的な内容はもう少し調べてみないとわからない。ちょっと中途半端かもしれない。
 マインドマップの使用法と考え方も参考になった。これは手書きではよくやっているが、パソコンではなかなかできない作業だった。昔、私が開発した「大広間」というソフトで考えた「人間の脳の仕組みはまるで蜘蛛の巣のように複雑にからまりあって維持され、発展していくものだ」ということと同じだなと思った。
 とにかく、これ以外もとても興味深い内容の記事が多く、力が入っていていいなと思った。次も買うぞ!

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2006.10.16

望遠レンズはどれがいいかな

 野鳥撮影用の望遠レンズを検討している。皆さん、白レンズを惜しげもなく購入されているが、お小遣いではそう高いものは買えない。キャノンのEF100-400は候補だが、is(手振れ防止機能)が古いので、最新のものに比べると劣っているとのこと。シグマのAPO 50-500mm F4-6.3 EX DG /HSM、タムロンのSP AF 200-500mm F/5-6.3 Di LD [IF] などもも候補だ。ただ、これは操作面と明るさ、手振れ防止などで、いろいろ問題がある。 オートフォーカスの機能を問題にする人も多いようだが、野鳥にオートフォーカスで撮影してピントが合うのだろうか。
 価格コムだと、キャノンのEF70-300が人気のようだが、最初に不具合があったから、品薄になっているだけかもしれない。使用感がいいとの書き込みも多いので、これも検討してみていいのかもしれない。ただ、300だと倍率が不足している。実質450mm程度。野川なら良いかもしれないが、海や多摩川などではどうかな。
 明るいレンズにテレコンをつけることも考えなくてはいけないのかな。

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野川の10月

 自転車で野川に行ってきた。夏に歩いた時はカワセミが橋ごとにいたが、今回はそんなに見あたらない。いつもいると言われる木にも留まっていない。今日はいないのかと思い、川の中で歩いていたチュウサギやコサギを撮影して戻ろうとした。野川のトラスト協会の前の木々のところまで戻ったところで、自転車を置いてもう一度歩いてじっくり見てみた。
 いた!木の陰にササゴイと思われる大きな影が!全体は見えない。腹から胸あたりが枝や葉の陰から見えていた。顔は見えない。対岸に回ってみた。するとカワセミがいた。丁度ダイビングから戻った所みたいだった。水面からすぐの木の根本にじっと留まっている。その木の上にさっきのササゴイがいる。角度を変えてみて撮影した。顔がようやく見えた。今回は前回の撮影で失敗した手ぶれを注意してシャッタースピードを上げてやってみた。絞り優先だが、ISOの感度を上げて暗くてもシャッタースピードがあがるように設定した。ノイズは少ないので、結構これできれいに撮れる。
 よく見るとササゴイは2羽。カワセミは1羽。他にもメジロ、カワウ、カルガモ、ハクセキレイ、ハトや雀、カラスなどもいて、野鳥の観察には大変適したところだ。川に面した所は下草が刈ってあり、散歩にもいい。しばらく撮影していると、中学生の女の子が下りてきた。後ろから美しいソプラノで合唱の練習をする声が聞こえてきた。卒業式でよく聞く歌だった。川辺で野鳥を撮影しながら美しい歌が聴ける。太陽と青空と白い雲。ススキがなびき、鳥がさえずる。楽しかったですね。
 ゴイサギとササゴイは似ていて、全体が見えないと見分けがつきにくい。今回も、腹や背中の色と目の感じ、首のあたりで区別をつけた。どちらも夜行性だが、昼間にエサを取る場面を見ることができるそうだ。朝早く行ってみるといいかもしれない。

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2006.10.15

テニス肘・・・ストレッチ

 テニス肘とは、バックハンド型の上腕骨外側上顆炎と、フォアハンド型の上腕骨内側上顆炎の2つがあるそうです。私はバックハンド型。テニス肘の8割をしめるそうです。手首を反らせる筋肉と骨をつなぐ腱を、短橈側手根伸筋腱(たんとうこつしゅこんしんきんけん)といい、この腱への負担が原因だそうです。
 ストレッチが効果的だそうで、多少の痛みがあっても行った方が良いようです。急性期は当然、湿布などで腫れを抑える必要があるようで、その間はストレッチや筋力をつける運動は避けた方が良いとのこと。
 ストレッチは肘を伸ばした状態で、手首を下に曲げ、反対の手でその先を手前に引っぱるのを30秒。反対に手首を上に向け、反対の手でその先を手前に引っぱるのを30秒。それを3セット行う。また、別のストレッチとして、肘を伸ばした状態で、手を右と左にひねった状態で30秒×3。
 筋力をつける運動としては500gから1kg程度のおもりを持って手首だけを動かす運動を続けることで強化されるとのこと。
 また、肘を使う運動をする前は、ストレッチをすることと、暖めることとが大事だそうです。また終了後は冷やすことを15分程度行うと楽になるそうです。よく野球のピッチャーやサッカー選手がアイシングしていますね。
 私は、ストレッチをしただけで、かなり楽になりました。これからは、急性期を除いて、薬には頼らないようにしようと思いました。今月末に試合があるのだけれど、間に合うかな。

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テニス肘について・・・症状

 夏にテニスの合宿に行ってきた。山中湖の湖岸にある民宿で、一棟まるごと借り切りでみんなで泊まった。素晴らしいコーチとコートで充実した練習ができた。が・・・。肘を痛めてしまった。私は普段硬式の打ち方でバックを打っているのだが、今回は軟式の試合があるので、その練習をした。肘をひねって親指を下に差し込むようにしてバックを打つやり方だ。それなりに力強い玉が打てるようになったが、痛みを感じるようになってしまった。
 合宿から帰ってきて、1ヶ月以上たつのに治らない。それだけでなく、控えていた練習を久しぶりにしたら、かなり痛みが強くなってしまった。治療を試みた。まず、傷んでいる部分を特定してみた。筋肉も痛いのだが、どちらかというと骨の部分が痛い。間の筋も痛い。周辺の筋肉も痛い。ひねると、筋に沿って痛みがはしる。腕を持ち上げても痛い。ということで、かなり重傷。
 痛い部分をさらに押してみた。しばらくたつと痛さは受け入れられる程度になった。痛みに慣れてきた。しかし、これは決して良くなっているわけではなさそうだ。仕方がないので、湿布を貼ってみた。温感湿布だった。貼る前からこれは違うなと思っていた。痛めた直後は冷湿布のはずだ。お風呂に入って筋肉をやわらかくしてみた。これも楽ではあるが、あまり効果はない。
 そこで、手持ちのインドメタシン配合のクリームを塗ることにした。これは効いた。塗った直後から急速に痛みが引いて、痛みはあるが楽に肘を動かせるようになった。しかし、何でこんなに効くんだろうか。調べてみた。
 痛みが起きているところでは、細胞の組織を再構成するため、痛みを強く感じさせるプロスタグランジンが合成されているとのこと。その合成を妨げる形で痛みを抑えているのがインドメタシンの働きとのこと。だから、長期間使い続けると筋肉そのものが再生されず、弱っていくそうだ。また、副作用が多く、妊婦や腎臓、肝臓、心疾患、内臓の炎症、出血性大腸炎などを患っている人は使ってはいけないとのこと。
 そうですね。痛いのは何か問題のある証拠。痛みへの対症療法ではなく、原因をきちんと把握し、本質的な解決を目指さなくては。
 

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2006.10.14

西山温泉はすごい

 今年の春に甲州西山温泉、慶雲館に行ってきた。中央高速から回って延々と山道を行くと次第に山の色が変わってきた。木に霜が付き始めたようだ。もう少し上がると雪になっていた。しかし、道には何にもない。普通タイヤでもすべることはない。宿に着いたときは銀世界。広々としたロビーの向こうにはフォッサマグナが広がる。
 部屋からは雪が降る川が見える。早速温泉に入る。掘削した自噴温泉としては日本一だ。雪の中で露天に入るのは素晴らしい。とても気持ちの良い温泉でお勧め。少し先には奈良田温泉がある。そこには民俗資料館や写真家白籏史朗氏の山岳写真の展示館がある。奈良田温泉は七色の温泉という話もあるが入っていないのでわからない。
 この宿は日本でも有数の評判を誇るが、ここの温泉抜きでは考えられない。家族風呂も入ったが、展望野天風呂「望渓の湯」が気持ちよかった。料理もおいしいが、宿全体の持つ優しい雰囲気と豊かな湯量を誇る温泉群が何より良かった。帰り際にはヤマセミの来るという公園によっていつかは撮影したいと思いながら帰ってきた。
 お勧めだが通常で2万円を越えるということと、結構行くのに時間がかかるので、誰にでもというわけにはいかないかもしれない。でも一度は行ってみてください。後悔はしませんよ。

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博士の愛した数式を見ました

 博士の愛した数式を見ました。最近は吉岡秀隆の出る映画を見ることが多い。あのナイーブで弱々しいイメージは現代を必死に生きる若い人たちと重なる。我慢に我慢を重ね、じっと耐えているのが現在の多くの人々の現状なのだろう。今回のπとしての吉岡君は、いつもより元気かもしれない。彼の進める数学の授業そのものが面白いから、楽しめる。私は数学は好きだけれど、きちんと理解していない。もっと哲学的に、芸術的に数学を見たかったが、この映画でまた勉強したくなった。
 映画のストーリーそのものは、原作を読んでいないのだが、素直に入ってきた。記憶の積み重ねに頼るのではなく、毎日一瞬一瞬の今を生きることそのものが大切なんだというメッセージが伝わってくる。人間は過去の記憶にこだわりすぎるのかもしれない。最近私は、休みを楽しみに生きることをやめた。仕事をしている時間も含めて、残された一日一日を大切にして生きていきたいと思っている。楽であればいいとはちっとも思わない。大変でいい。ただ、無駄な時間であって欲しくない。私にとって、そして周囲にとって貴重な時間であって欲しい。映画での80分という記憶時間はつらいけれど、名誉とか地位にこだわらない生き方は自分の好みだ。
 寺尾聡、浅岡ルリ子の演技も他人に変われない。魅力ある中年(もう老年かもしれないが)を演じさせたらピカイチ。野球の練習で心配する場面は、野球コーチがなぜあんな描かれ方なのかよくわからなかったが。しかし、さすが、小川さん、最近芦屋に移り住んだとのことですが、阪神ファンならではのこだわりが映画にも出ていましたね。
 この映画の静かで落ち着いた雰囲気は、最近の日本映画の質の高さを示している。この映画を面白いと思う観客がいる国は多くはないと思う。それなりに感じる心を持っている人が多いのですね。

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2006.10.09

ソニーのHD編集パソコン・VGC-RM70DPL4

 今回、動画編集を調べていて、このハイビジョン編集ブルーレイ付パソコン、VGC-RM70DPL4の登場を知った。10月28日発売とのこと。これはハイビジョンを編集できるパソコンで、様々なソフト、ハードを組み込んであり、まさに動画編集に特化されたマシンだ。 
 Core2DuoE6600(2.40GHz) を搭載し、メモリーも標準で1GB(512MB×2)を積んでいる。mpegボードも搭載していて高速で変換できる。またブルーレイを積んでいて大容量の記録もできる。もちろん地上デジタル、アナログ、また同時記録に対応している。プレミアpro2も入っていて、編集も高機能バージョンで行える。これに24型のワイド液晶もついているのだ。・・・値段が問題!549800円!この値段はちょっとやそってでは出せない。
 しかし、その機能をそれぞれ計算していくとこの値段ではできないことは容易に想像できる。
 試しにやってみた。
1,Core2DUOE6600(2.40GHz) 5万円程度
2,メモリー1GB(512MB×2)DDR2 667 2万3千円円程度
3,ハードディスク500GB・・・4万円程度
4,光学ドライブ:Blu-rayDiskドライブ ・・・9万円程度
5,TVチューナー:地上デジタル×1、BS・110度CSデジタル×1、地上アナログ×2 ?
6,NVIDIA GeForce 7600 GT(PCI Express x16接続)・・・2万7千円円程度
7,モニター24型ワイドSDM-P246W・・・15万円程度
8,プレミアPRO2 10万円程度
9,OS Microsoft Windows XP Professional 正規版 (SP2) 1万3千円程度
10,mpegボード 2万円程度
10,ケース 数万円
11,キーボード、スピーカー 数千円
12,たくさんのソフト群 ?

ざっと計算するとだいたい50万を軽く越える。
そこに値段のわからないものがいくつかある。
まあ、原価はいくらかわからないが、結構そこそこの値段だということがわかる。
このパソコン、来年、ビスタに対応したバージョンが出たら、買いかもしれない。
楽しみにしていよう。

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「生きる力としての仏教」を読みました

 仏教には昔から興味がある。道元の教えは大変難しく、それだけ面白かった。ただ、完全に理解することはできていないが。また今回、町田宗鳳と上田紀行の討論形式で話し合われたこの本を読み、仏教の元の教えを知りたくなった。それにしても、なぜ仏教はその哲学を我々に伝えようとしないのだろうか。葬式だけでは生きているものは浮かばれないではないか。
 イスラム教もキリスト教も主張を明確に伝え、多くの人の心を救おうとしている。仏教はそんなことをしなくてもみんなの信仰が既にあるから何もしないでもやっていけるということなのか。
 仏教の持つ深い人間理解と優しさ、多神教的な色彩を持つ幅の広さ、押しつけがましくない対応など、その良さを感じるだけに、現在の仏教が今の人たちの人生に関わらない態度を残念に思う。でも、人任せにせず、自分で勉強しよう。仏教の深さは並大抵ではない。この本はその動機を作ってくれる入口として役に立つと思う。

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東京モスクに行ってきました

 東京モスク、別名東京ジャーミーに行ってきた。トルコ文化センターに関わるトルコ人の夫妻が誘ってくれた。彼らは様々な方法で、日本とトルコの架け橋の役割を果たしている。楽しい食事と語らい、そしてトルコの楽器演奏が行われた。素晴らしい演奏でとても楽しめた。私も思わずその楽器を演奏したくなった。演奏者が2人の日本人だったのもビックリだった。
 イスラム原理主義は何かと世間を騒がせているが、ここ東京モスクには自然で穏やかな雰囲気が漂っている。モスクはトルコの方々の基金で作られたとのことで、その内部の装飾は大変美しい。内部の撮影は通常許可がいるようだが、この日はOKをいただき、この美しさを記録することができた。トルコは世界で最高の芸術レベルを誇った時代があり、その素晴らしさはあえていう必要はないだろう。
 イスラム教がなぜ世界に広がっているのか、キリスト教や仏教を信じる人たちも考えなくてはならない。彼らは日常の関係をきちんと持ち続ける。お互いの人との関係を大切にする。イスラム教が民衆に支持されているのも人々の日常を支えているからだろう。ラマダンの間はお互いの家を訪問しながら交流するという。我々の予想と違って、彼らはこの期間が楽しみだそうだ。食べられない苦しみを味わい、その時代や人々に思いをはせると同時に、仲間との連帯を楽しむ。なかなか、よくできた形だと思う。
 宗教については、哲学的に興味がある。信仰を固定するのは好まないが、もう少しコーランの内容も含めて勉強してみたいと思った。Simg_8257

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2006.10.08

四日間の奇跡を見ました

 四日間の奇跡を見ました。何よりも驚いたのは脳に障害を持ちながら天才的なピアノの演奏をする役を演じた尾高杏奈の才能です。表情や動きはその年齢からは考えられない理解力を示している。また、ピアノ演奏も大変上手。若いのに素晴らしいですね。監督の佐々部清さんも1000人以上の中から選んだだけあって、その才能を絶賛していましたね。彼の次の映画、「出口のない海」でもまた出演している。さらに、NHKの新しい朝ドラの「芋たこなんきん」でものヒロイン、町子役の青春時代を演じるそうだ。これから活躍しそうな女優ですね。
 主役の吉岡秀隆はその独特の頼りなさから特徴的ですね。改めて言う必要のない存在感のある俳優です。見ていると悲しくなってきてしまいます。彼は今回の演奏では実際に練習してベートーベンの月光第一楽章を演奏してみせた。彼は楽譜も読めない人だそうで、記憶だけで演奏していたそうだ。まあ、楽譜が読めない人はもともと記憶しやすい構造になっているのだけれど。
 ストーリーそのものはサバン症候群の女の子に介助の女性が一時的に乗り移る、そして初恋の相手である片手に障害をおったピアニストと4日間を過ごし、思いを遂げて亡くなっていく。原作は浅倉卓弥で、元々の設定やストーリーとは結構違うそうだ。私も読んでいなかったので、買ってこようと思っている。
 映画そのものの感想としては、少し監督が情感に流されたかなと言う感じで、少し間延びしている。もう少し切り取る作業が必要だったのではないか。多分、吉岡君の演奏の素晴らしさ、尾高さんの演技の素晴らしさ、その努力を捨てられなかったのだろう。優しい人なんでしょうね。
 山口県の角島で撮影されたそうだが、美しい海と自然が印象的な映画でした。

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2006.10.07

大停電見ました

 源孝志監督、原作の「大停電」を見ました。これも最近の日本映画ように、細かいところに配慮された機微に富んだ良い映画でした。ニューヨークの大停電とは違うのかもしれないが、様々な人間模様が絡み合いながら表現される。豊川悦司がとてもいい。また、原田知世もせつなくて良い。ベースの音もこころに響く。もう少しジャズも聴きたかったな。最近の日本映画って優しい物が多いようです。
 温かさが心地よい。それだけ今の日本は住みづらくなっているのかな。

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空中庭園見ました

 豊田利晃監督の作品で、小泉今日子が主演。キョンキョンは立派な女優。笑顔の奥にある狂気が見事に表現されている。映像は美しいが回転する画面に少し酔ってしまう。
 それぞれの与えられた立場を演じる家族。監督にとって、原作者の角田光代にとって現実感のない現代の家族が見えてしまっているのだろう。この作品は今の日本の家族の空虚さ、そして実態のなさを自覚するよう迫る。私たちが作るべき家族とはどんなものなのか。毎日積み重ねているはずの家族との生活とは?本当の家族とは?
 この映画を見て帰った後、男たちは妻がどう見えるのだろう。また子どもたちとの関係をどう考えるのだろう。絶賛する声の中、でもこの作品が突きつけた課題は重い。

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秦の始皇帝は何を信じていたか

 「驚異の地下帝国 始皇帝と彩色兵馬俑展-司馬遷『史記』の世界」が今、江戸東京博物館で行われている。彩色兵馬俑(跪射俑)というのだそうだが、色のついたものは剥落しやすく中国国内でも常設の公開はしていないとのこと。それにしても、なぜ、このような物を作ったのだろうか。
 時代的には紀元前259年から紀元前210年までの49年間。中国だから、仏教と関係あるのかと思うのが普通かもしれないが、中国に仏教が伝わったのは紀元後1世紀ごろと言われている。そもそも仏教の起源は紀元前5世紀頃と言われているので、結構伝わるのに時間がかかっている。3世紀にスリランカ、4世紀に韓国、538年に日本、7世紀にチベット、タイには13世紀に伝わっているそうだ。
 焚書坑儒といわれる弾圧をした始皇帝が儒教を信じていたとも思えない。不老不死を信じ、仙人を探しに蓬莱の国に行けと命じたことから言うと、何らかのものを信じていたとは思われるが、それが何かははっきりしない。焚書坑儒の後も、易者を徴用していたとのことから、占いのようなものを信じていたのかもしれない。
 いずれにしても始皇帝は、死への強烈な恐怖心の裏返しとして、自らを神として崇めさせることと、いつまでも付き従う土の軍団と共に永遠に生き続けようとしたのかもしれない。最後は皮肉にも永遠の命を得ようとして飲んだ薬で死を迎えたと言われている。
 精神的に信じるものがないものは物質を信じることになるのかもしれない。もし仏教が後少し早く中国に入っていれば兵馬俑もなかったかもしれない。

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スリランカの客人3

 スリランカの客人はたくさんのお菓子を持ってきてくれた。甘いお菓子が多かったが、椰子の実からとった蜜のようなもので味付けしてある物が多かった。またこねてから揚げたものもあった。6種類ぐらい作ってきてくれたが、それぞれ懐かしい味がした。揚げた物は少し口に合わなかったが、麦焦がしのようなものは美味しかった。
 その後、家でお菓子を作ってくれた。まず、手を洗って準備開始。右手だけを使って作業をするとのこと。金属ボールに白いココナツパウダーを入れる。そこにココナツの蜜(それ以外にもスパイシーな味がしたので何か入っていると思う)を入れて軽くこねる。さらにそこにお米を煎ったものを入れる。右手で器用に丸めて皿に並べて完成。できあがりを食べるが、これも懐かしい味。蜜のスパイシーな味が加わり、独特な感じになっている。
 調べたら、生のカシューナッツを細かくした物をまぜるパターンもあるようだ。とにかく、紅茶に合わせて食べるからだろうが、とても甘いのが特徴なようだ。

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2006.10.01

スリランカの客人2

 スリランカという国は上座部仏教(昔は小乗仏教といった)の国だ。より原始仏教に近いのかも知れない。私自身、仏教の考え方、哲学には興味がある。インドでは仏教は少数派になってしまったが、日本では少なくても葬式には残っている。日本の宗教の主流派だろう。
 人間の生き方を考える一つの手段ではある。非常に幅が広く、深いので、多分研究対象としても終わりはないだろう。信者でない仏教への興味は自分自身を鍛えるにもいいだろう。
 スリランカからの客人は私の手に黄色の紐を結びつけてくれた。これはブッディズムの象徴だそうだ。お互いに結ばれた黄色の紐。散歩に行った神社では一緒に祈り、そして神主さんにこの黄色い紐を結びつけていた。日本の宗教の奥深さを感じた。多分、他の宗教では考えられないだろう。
 スリランカは悪魔払いという考えもあるそうで、仏教と地場の信仰が結びついているようだ。また調べてみたい。

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