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2005.03.13

エミール・ガレについて

 ガラスの芸術家として知られているエミール・ガレはその独特の表現で知られている。私がその作品を見たのは確か伊豆のどこぞやの美術館だったと思う。また最近では九州の旅館のロビーでも見かけた。いつもその独特の作品に興味を引かれていた。今回、江戸東京博物館で、ガレの作品が一挙に200点以上集められ、それを間近に見ることができた。私は子どものころからガラスが大好きで、小学校のころはビー玉をお風呂の釜に入れ、それを水に浸して内部にひび割れを入れ、その美しさに見とれていた。中学では、化学部に所属し、簡易的な炉を作成し、そこで化学薬品からガラスを作っていた。現在もトンボ玉を作成して楽しんでいる。ガラスは神秘的な魅力を持っている。
 今回のガレの展覧会でも、ガラスの持つ独特の美しさが十分出ている。ただ、思ったより汚れが目立ち、ガラスの持つ透明感は感じなかった。不透明で重苦しい色合いの中で、近代的なスポット照光によってその作品の美しさが際だっていた。前期の作品にはあまり惹かれなかった。やはり亡くなる前後の作品に独特なものを感じた。私もまたガラス作品を作成したくなった。
 ガラスはよく不思議な物体と言われる。固体でもなければ液体でもない。時に鋼鉄より固く、時に飴よりも柔らかい。人間の歴史と共に利用されてきたものでもある。現代でもガラスは様々な形で活用されている。もう一度、ガラスとは何か調べてみようと思っている。

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